トレンドとレンジの判断
VQのEA化(1)ではVQをトレンドの場面で使うと利益が出るんじゃないかってことを書きました。
ここでトレンドとレンジの判断が必要となります。
インディケーターを利用するとすればメジャーなところで、
「Damiani_volatmeter」
というのがあります。
このインジケーターの使い方としては、
「緑のラインが上ならばトレンド相場、白のラインが上ならばレンジ相場」
ということらしいです。
これをVQのEA化(1)のチャートに重ねてみると、
なかなかちゃんとレンジ相場の判断をしているようです。
ということで、
このインディケーターを利用してVQのEAを改造したいと思います。
改造の方針
レンジ相場ではエントリーしない、ということ。
これだけです。
Damiani_volatmeterのパラメーター
いろいろ設定有るみたいですが、とりあえず
Viscosity=13
Sedimentation=50
Threshold_level=1.5
lag_supressor=true
ってことにしてます。
バックテストの結果
[browser-shot url=”https://eamt4.net/wp-content/uploads/2013/03/vqtest2.htm” width=”600″]
この日がたまたまってことかもしれませんが、利益がでました!
チャートはこんな感じになってます。
紫で囲んだサインはレンジ相場だと判断してきちんとエントリーから除外してくれています(^^)
バックテストの結果の検証
クソと言われている(らしい)VQでも、エントリーポイントさえきちんと判断できれば、まだまだ現役(?)として利用できるかもしれません。
何と言ってもレンジなのか、トレンドなのか、相場の判断が非常に重要になりますね。
気になること
ところで、VQを使っEAは、レンジ相場では往復ビンタにあって散々な目にあう、ということがわかったんですが、それだったらレンジ相場では買いサインで売り、売りサインで買えばもうかるんじゃないかっていう感じがします。
ということであとでこのことについても検証してみたいと思います。
コメント
はじめまして。
最近EAの勉強を始めてこのブログに辿り着きました。
インジケーターのEA化をしたいと思ってるのですがなかなかうまくいきません。。
よろしければVQのEA化(2)で使われたソースコードを見せていただくことはできないでしょうか?
よろしくお願いいたします。
アスパラさん
はじめまして。
コメントありがとうございます。
EAの勉強はじめられたんですね。
ボクも始めたばかりですので一緒に勉強できたらいいですね。
ソースコードなんですが、ちょっと恥ずかしいんですが、初心者同士ということで公開いたします。
あんまり参考にならないかもしれませんが・・・
#define MAGIC 5000
extern double Lots = 1.0;
extern int Slip = 3;
extern string Comments = “”;
int Ticket_L = 0;
int Ticket_S = 0;
int Exit_L = 0;
int Exit_S = 0;
int start()
{
//double kazu1 = iCustom(NULL,1, “VQ_test”,5,0);
//double kazu5 = iCustom(NULL,5, “VQ_test”,5,0);
//double kazu15 = iCustom(NULL,15, “VQ_test”,5,0);
double kazu6 = iCustom(NULL,5, “VQ_test”,6,0);
double kazu7 = iCustom(NULL,5, “VQ_test”,6,1);
double N_0 = iCustom(NULL, 0, “Damiani_test”,0,0);
double N_2 = iCustom(NULL, 0, “Damiani_test”,2,0);
double N = N_2 – N_0;
//Print(“kazu1=”,kazu1);
//Print(“kazu5=”,kazu5);
//Print(“kazu15=”,kazu15);
Print(“kazu6=”,kazu6);
Print(“N_0= “+N_0);
if( ( kazu7 < 0 ) && ( Ticket_L != 0 && Ticket_L != -1 )) { Exit_L = OrderClose(Ticket_L,Lots,Bid,Slip,Red); if( Exit_L ==1 ) {Ticket_L = 0;} } if((kazu7 > 0 )
&& ( Ticket_S != 0 && Ticket_S != -1 ))
{
Exit_S = OrderClose(Ticket_S,Lots,Ask,Slip,Blue);
if( Exit_S ==1 ) {Ticket_S = 0;}
}
if( (kazu6 > 0 )
&& N > 0
//&& (kazu5 > 0.01 )
//&& (kazu1 > 0.01 )
&& ( Ticket_L == 0 || Ticket_L == -1 )
&& ( Ticket_S == 0 || Ticket_S == -1 ))
{
Ticket_L = OrderSend(Symbol(),OP_BUY,Lots,Ask,Slip,0,0,Comments,MAGIC,0,Red);
}
if( (kazu6 < 0 ) && N > 0
//&& (kazu5 < -0.01 ) //&& (kazu1 < -0.01 ) && ( Ticket_S == 0 || Ticket_S == -1 ) && ( Ticket_L == 0 || Ticket_L == -1 )) { Ticket_S = OrderSend(Symbol(),OP_SELL,Lots,Bid,Slip,0,0,Comments,MAGIC,0,Blue); } return(0); }
Michiさん
ご返信ありがとうございます!
大変助かりました!!
ありがとうございました。
初めまして
VQ EAについてですが、今後EAファイルを配布する予定はあるのでしょうか?
よろしくお願い致します。
ななしさん、はじめまして。
コメントありがとうございます。
実は以前VQを使ったEAをいろいろ作ってみたんですが、なかなか良い結果が出ませんでした。
ボクが思うにこのインジケーター、反応がちょっと遅く、だましも多いような気がします。
もしかしたらパラメーターや他のフィルターとの組み合わせで良い結果が出るのかもしれませんがボクが試した限りでは難しかったです。
今後もし儲かりそうなEAができれば配布するかもしれませんが、あまり期待できないかもしれません・・・(涙)
こんばんは
ご返信有難うございます
ご紹介されていたMT4エディタでVQEAを作成してみたのですが、やはり反応が遅く、かと言って足が確定する前にエントリーさせるとVQのリペイントで損失が出てしまう という状況でした。
何か良い方法がありましたらまた書き込みさせて頂きます。
ななしさん、こんにちは。
> やはり反応が遅く、かと言って足が確定する前にエントリーさせると
> VQのリペイントで損失が出てしまう
そうなんですよね。
ボクもそのへんで悩んでました・・(;_;)
ななしさんもMT4エディタを利用されてるんですね。
おもしろい使い方とかいろいろ情報交換できればいいですね。
今後ともよろしくお願いします。
EA作るくんは買いましたか?どうですか?
ツーちゃん、こんばんは。
残念ながらボクはEA作るくんは買ってないんです(;_;)
リペイントするので、サインが出た足の次の足の始値でエントリーするというのは可能でしょうか?
これだったらサイン確定後のエントリーですよね。
レンジ相場の逆エントリーの検証結果も気になります。
ラムネさん、こんばんは。
> リペイントするので、サインが出た足の次の足の始値でエントリーするというのは可能でしょうか?
はい、可能なのですが、VQの場合、確か足が確定してからもサインが消えたりしたような気がします。
なのでEAを使った過去検証というのは結構難しかったような記憶があります(/_;)