VQのEA化(1)

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VQについて

VQ(Volatility Quality)と言えば、ひところはかなり話題になった売買サイン系のインディケーターで、MT4を使ったことがあれば、一度は使ったことがあるんじゃないかといわれるほど有名なものだそうです。
特徴としては、「非常にわかりやすい売買サイン」の一言に尽きると思います。

近頃は「VQはクソ」などと言われているようですが、とりあえず超メジャーなので、手始めにEA化してみてその実力を検証してみたいと思います。

バックテストの条件

とりあえず、以下のような条件で。

  • 期間
    1日間
  • 売買方法
    買サインが確定したら買い、売りサインが確定したら売りのドテン売買

VQのパラメーターの設定

パラメーターの設定に基本的に正解はないということなんですが、ネットで検索してUSDJPYには

(4,2,4,1) (2,0,4,1) (2,3,3,3) (5,3,2,5) (5,3,6,2) (6,3,3,2) (6,3,4,2)

がいいらしいっていう情報があったのでとりあえず

(4,2,4,1)
にしてみます。

ちなみに
上から(4,2,4,1)、 (2,0,4,1)、 (2,3,3,3)、っていう設定です。

バックテストの結果

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バックテストについての検証

上のバックテストでは残念ながら儲けは出ませんでした。
以下は売買のタイミングのチャートです。

vqtest上のチャートを見れば一目瞭然なんですが、レンジ相場では思いっきり往復ビンタを食らって損失の連発です。

逆にトレンドの場面では割りといい結果が出てます。

これはVQ、というか売買サイン系のインディケーターのサインの反応が遅いことに原因が有ると思われますが、こればっかりはしょうがないです。

VQを使ったEAを利用して利益を得るための方法

以下のような方法が考えられると思います。

  • レンジ相場ではエントリーしない。
  • レンジ相場では他のインディケーターを利用してエントリーする。

他にもいろいろあるかもしれませんが、とりあえず上の手法が確立できればかなりの確率で利益を得ることができるんじゃないかと思います。

ってことでレンジかトレンドか、相場を判断するインディケーターが欲しくなります。

続きはこちら→VQのEA化(2)

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