「未来予知FX」
というFX教材が発売されました。
基本的には数種類のツール群によって表示されるエントリー・エグジットサインやバンドなど、色々な指標を目安にしながらトレードするものです。
具体的にどのような商材なのかということは販売ページに結構詳しく書いてありますし、発売開始から結構時間が経っているので、すでにいろんな方がレビューをしているようなので、基本的なことは割愛しまして、他の方があんまり書いていないと思われることに絞って書きたいと思います。
未来予知FX-デイトレismの特徴
今回の商材の最大の特徴は、販売ページでも特に強調されているとおり、
トレンド転換サイン発生後「到達が予測させる値幅」を表示するツール、
「ターゲットフューチャー(Target Furure)」
にあると思います。
「未来予知FX」という名称もこのツールの機能に由来しているようです。
ターゲットフューチャーを使ったトレード手法
もしターゲットフューチャーで示される到達確率の精度が高いとすれば、販売ページに記載されているような手法によるトレード↓
を繰り返すことによって、普通に考えれば(※)トータルで利益は確保できると思われます。
(※)
普通に考えればというのは、例えば上のチャートで、Target「10pips」に対するSHORTの確率は82.04%となっているので、100.00-82.04=17.96%の確率で「10pips」の損失が出ると考えた場合、ということです。
ただし、この「普通の考え」が通用するかについてはどこに記載されているわけでもないので、もしかしたら10pisの利益に到達しない場合の損失の平均は例えば15pipsであるかもしれませんし100pipsであるかもしれません。
リスクリワードが1:1以外であれば、このツールで示される数値は全く意味のないものになってしまうので、以下、リスクリワードは1:1という前提で書きたいと思います。
つまるところ、この手法が通用するかどうかはターゲットフューチャーで示される数値の精度にかかっていると言えます。
ターゲットフューチャーの弱点
この商材をひと通り試してみて非常に残念に感じたことがあります。
それは、
ターゲットフューチャーの精度の検証が非常にやりにくい
ということです。
上で書いた通り、ターゲットフューチャーの精度はこの手法の生命線だと思われます。
しかしながらこのツール、現在(現時点)の到達確率は示すものの、数値の算出根拠がブラックボックスなので、過去チャートのエントリーシグナル発生時にどんな数値を示していたのかを知る術がありません。
このことはボク的にはこのツールの最大の弱点に感じます。
表示される確率の精度の検証なしにリアルトレードをすることはボク的にはかなり無謀に思えてしまいます。
ターゲットフューチャーの過去を検証する
ということでターゲットフューチャーの過去の数値を記録しグラフにして表示するツール、
tf_line
を作ってみました。
これを使ってターゲットフューチャーの精度がどの程度なのか、しばらく検証してみたいと思います。
その他のツールについて
未来予知FXではターゲットフューチャー以外に、
「Future_Sight」というインジケーターに含まれる、「トレンド転換サイン」と「ExitBands(イグジットバンド)」、MACDをちょっと改造したと思われる「TrendMaster(トレンドマスター)」等を参照しながらトレードします。
トレンド転換サインを使った途転売買
会員ページで解説されている、
「基本的なエントリーと決済方法」は
トレンド転換サインを使ってエントリーして決済します。
もちろん全てのサインでエントリーするわけではなく、いろんな裁量判断によってエントリーを取捨選択することになります。
ちなみにトレンド転換サインの基本性能を確かめるため、試しに全てのサインでエントリーし、決済する、いわゆる途転売買のEAを作って検証してみたところ、こんな感じになりました。
やはり、エントリーを取捨選択しないとなかなか良い結果にはならないようです(T_T)
1時間足のトレードでスプレッドの影響が少ないにもかかわらず、結構きれいな右肩下がりになったので、試しに上の逆トレード(買い矢印で売り、売り矢印で買う)を試してみました。
なんと、意外にも結構な右肩上がりの結果になりました(^^;
ちょっと試した限りでは通貨ペアによる偏りなどがあまりないようにも思えるので、普遍的な優位性のようなものがもしかしたら何かあるのかもしれませんね(^^)
このようなことはEAを作って試してみないとなかなか発見できないことなのかもしれません。
トレンドマスターを考慮してエントリーし、イグジットバンドで決済するトレード
トレンドマスターやイグジットバンドの性能を確かめるためにEAを作って検証してみました。
ちょっと試してみた限りではトレンドマスターがものすごくよさげなフィルターとして機能しているとか、イグジットバンドがものすごく絶妙な決済ポイントを示しているようにはあまり感じられませんでした(T_T)
確率の高いポイントを検知する(2019/6/16追記)
商材付属のツールには矢印が表示されたポイントでメールを送信する機能がついています。
ただ、このメール送信機能をONにした場合、ターゲットフューチャーが示す値に関わらず全ての矢印出現ポイントでメールが送られてきてしまいます。
ターゲットフューチャーを参照したトレードを行う場合、最低でも10pipsの到達確率が50%以上であることがエントリーの条件になるので、この条件に合致しないポイントではメールを受信する必要はありません。
複数通貨ペアの監視を行う場合などは、不必要なメールがたくさん届くとかなりウザい状況になってしまうと思われます。
ということで、
指定したターゲットの任意の確率以上のエントリーサインのみを検出するインジケーター
tf_ratio_sign
を作ってみました。
これを使えば、も10pipsの到達確率が50%以上の矢印のみでメールを受信することができるので、チャートのチェックの手間が激減すると思います。
また、例えば「20pipsの到達確率70%以上」などの指定ができるので、より確率の高いと思われるポイントのみでチャートを確認することが可能となります。
思ったことのまとめ
- ターゲットフューチャーの数値の算出根拠が全くのブラックボックスであることは残念
- ターゲットフューチャーの数値の精度を検証するのはかなり難しい
- トレンド転換サインの逆途転売買はなぜか結構よさげ
- トレンドマスターやイグジットバンドの優位性はボク的にはあまり感じない
- イグジットバンドの利確は早すぎる場合が多いように思われ、ちょっともったいないかも
- ターゲットフューチャーの精度が高いとすれば、50%すれすれの利食いポイントを目指さなくてももっと確率の高い(例えば80%)ポイントのみを狙って素早く利確してしまうのもよいかも
- 結局のところ勝てるかどうかはターゲットフューチャーの精度に依るかも
動画による解説
特別にプレゼント
今回は商材のご紹介が遅くなってしまい、既に購入されてしまった方も多いと思われますので、当サイトからの商材の購入にかかわらず、以下を無料でプレゼントさせていただきます。
- 専用特典第1弾のtf_line (10pips~50pipsまで)のうち、10pips用
- 専用特典第2弾のtf_ratio_signの10pips50%限定版
使ってみたい方はメルマガ読者専用ルームからダウンロードしてご利用ください。
特典について
当サイトから未来予知FX-デイトレism-をご購入いただいた皆様にはとりあえず以下の特典をプレゼントさせていただきます。
未来予知FX- 専用特典第1弾
未来予知FX専用ツール
▶tf_line (10pips~50pipsまで)
機能
本文中で紹介したツールです。以下の機能があります。
- ターゲットフューチャーの過去の数値を記録しグラフにして表示する
使い方は動画をご覧ください。
未来予知FX- 専用特典第2弾
未来予知FX専用ツール
▶tf_ratio_sign
機能
本文中で紹介したツールです。以下の機能があります。
- ターゲットフューチャーの指定したターゲットの任意の確率以上のエントリーサインのみを検出しサインを表示する
- 上記サインを表示したポイントでアラートを表示し、メールを送信する
使い方は動画をご覧ください。
当サイトオリジナル汎用特典
▶BBRanger(MetaTrader4専用 インディケーター)
▶Dow_Dow_ind(MetaTrader4専用 インディケーター)
使い方は
をご参照ください。
販売者さんから頂いた特典
【特典1】最強のトライアングルの法則で 月の利益を数倍にふくらませる方法PDF
【特典2】 デイトレーダー必見マニュアル!通貨ペアと利益率の高い相場を厳選する方法PDF (トレードチェックシート付き)
【特典3】トレンド相場の未来を見抜いて高勝率なサインを見分ける方法(動画)
入室のためのパスワードはインフォトップからダウンロードしていただいた特典ファイルに含めています。
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