こんにちは、Michiです。
今回、「The AI自動売買 徹底マスター講座」という情報商材が気になり、実際に会員サイトに入って内容を確認してみました。
結論から言うと、初心者にも優しく、中級者にも参考になる、かなり実践的な教材でした。
でももちろん、良い点もあれば気になる点もあり。
このブログでは、ボク的視点から本音でレビューしていきます!
まず、なんでこの講座に興味を持ったのか?
最近「AI×自動売買」って言葉、増えてきましたよね。
でも中身を見てみると、「ホントにAI使ってんの?」みたいな商材も少なくない…。
だから、正直ちょっと疑いながらも、「どんな内容なんだろう」と気になって覗いてみたわけです。
自分としては、本当に役立つツールかどうかを見極めたいという気持ちでチェックしました。
会員サイトの中身は?
とにかく、情報量が多い!
メニューも豊富で、「迷ったらこのページを見て」的なガイドもちゃんと用意されてるので、初心者でも迷子にはなりにくい構成です。
こんな感じ↓
特に目を引いたのはこのあたり:
- 稼働するソフトを決める
- 定期メンテナンス
- 成績が右肩上がりになるソフトの選び方と組み合わせ方
- 自動売買を止める&ポジションを決済する&ソフト入れ替え時の手順
中でも「QuantAnalyzer の利用方法」は、個人的にめちゃくちゃ評価高いです。
ここまで網羅的かつ体系的に日本語で解説された資料にボクはこれまで出会ったことがありません。
具体的には、複数の自動売買ソフトの成績を利用し、バックテストデータの読み込み方、データの見方、損益やリスクの分析、ポートフォリオの組み合わせ方(高収益、低リスク、安定性)、そして組み合わせた後の分析方法などが解説されています。
ポートフォリオを組む=この講座のキモ
この講座の最大のポイントは、「ポートフォリオをどう組むか」が徹底的に解説されている点。
EAって1つだけ動かしても勝ち続けるのは難しい。
相場環境によって成績もブレます。だからこそ、相関性の低いEAを組み合わせて運用する、これがめちゃ大事なんです。
この講座では、以下のような視点でポートフォリオを組む方法が紹介されてます:
- 高プロフィットファクターのEAを組み合わせる
- ドローダウンが少ないEAを選ぶ
- 停滞期が短い組み合わせを探す
しかも、Myfxbookですべてのフォワードの成績をリアルタイムで公開してるのは、自信の表れですね。
初心者にも配慮されてるポイント
初心者が最初に不安になるのって、「どのEAを選べばいいかわからない」ってところなんですよね。
この講座の、「どうしても決められない!自分の決断に不安があるという方」の対応もある意味これはこれでかなり良心的だなと思いました。
他にも、
- まずはデモ口座で検証することを強く推奨
- トラブル時の解決方法がしっかり書かれてる
- VPSの使い方やロット数の管理方法までしっかり解説
など、現実的な運用に必要な知識がかなり細かく書かれていて、安心感があります。
個人的に高く評価したポイント
- 全EAのバックテスト結果を公開
これについてはなんと販売ページの「成績の見方」でも公開されてます。
しかも、MT4のストラテジーテスター以外に海外のソフトQuant Analyzer、日本のソフトIwaraizarでの分析結果を掲載しています。(Iwaraizarって知らなかったんですが、結構評判いいらしいです) - Myfxbookによるフォワード結果の見える化
- QuantAnalyzerで相関性を分析する方法の解説
- 成績管理ツールが汎用性高くて、自作EAにも応用可能
- トラブル時のQ&Aやマニュアルが丁寧
- CFDやゴールドにも対応、MT4/MT5ユーザーにやさしい
気になった点・注意しておきたいこと
- 「適当に組んでもある程度うまくいく」的な表現はちょっと楽観的すぎるかも
- ポートフォリオの構築って、やっぱり慣れないと難しい
- 同じMT4/MT5で複数のEAを稼働させる場合、どのEAがエントリー、決済したのか、コメントなどで識別できる設計にして欲しい
- おすすめの組み合わせ例がもっとあると嬉しい
総評:この講座、どんな人に向いてる?
✅ 向いてる人:
- 自動売買に興味があるけど、どこから始めればいいか迷ってる人
- バックテストやフォワードの成績を見てEAを選びたい人
- 将来的に複数EAでポートフォリオ運用をしたい人
❌ 向いてないかも:
- ワンクリックで儲かる系を期待している人
- 自分で手間をかける気が一切ない人
ボクならこう使う
ボクの場合、今現在稼働しているポートフォリオがあるので、まずはこの講座を参考書的に読みつつ、自分のEAの戦略やリスク管理を再点検することに使ってみたいと思います。
もちろんせっかくなので提供されたEAも検証し、成績が良ければ使ってみたいと思っています。
一方で、これまでポートフォリオを組んで自動売買を行ったことがない方にとっては、まずは提供EAで運用の感覚をつかみながら、徐々に自分なりのポートフォリオを構築していく——そんな段階的な使い方が、最も効果的だと思います。
試しにポートフォリオを組んでみた
今回はちょっと実験的に、株価指数CFDを使ったポートフォリオを組んでみました。
これまで僕はずっと為替のトレードがメインで、実は株価指数CFDは未経験だったんですが、「QuantAnalyzer」の機能を活用して、興味本位で挑戦してみることに。
停滞期を抑えるポートフォリオの作り方
参考にしたのは「QuantAnalyzerの利用方法」の中でも、「停滞期が短い組み合わせを作る方法」というセクション。そこで紹介されていたように、Ret/DD Ratio(リターン÷ドローダウンの比率)を基準に、合計10個のEA(ソフト)をピックアップして構成しました。
こんな感じ↓
ここで紹介されているのは、ポートフォリオ全体のドローダウンはたったの34,476円と非常に低く抑えられたにも関わらず、利益はなんと1,752,594円という驚きの数字です。
今後どのように推移していくのか楽しみです(^^)
また、myfxbookの直近のフォワードを見てみると、ゴールド関係が調子がいいみたいだったので、リスク分散とか相性とか全く関係なくゴールド関係のみのポートフォリオを作ってみました(ポートフォリオと呼べるかどうかはわかりませんが…
こちらもどうなるか楽しみです!
最後にひとこと
情報商材って当たり外れある中で、これは内容ガチ寄りの良質教材でした。
ただ、内容が濃い分、「ちゃんと読む&試す」ことが前提です。
「自動売買で稼ぎたい!」と思っている人は、この講座を通じてポートフォリオの組み方を学ぶのが近道だし、避けて通れない道かもしれません。
必要に応じて、もっと突っ込んだ分析や、ポートフォリオ例の解説も書いていこうかなと思ってます。
それでは、今回はこのへんで!